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Tsuchikura Laboratory

それは1回のジャンプなのか

・1つのきっかけで大きく進歩したように見えたものの、ほんとうにそれはささいな1つのきっかけにより成し遂げられたことなのだろうか。関係ない角度から参考になるかもしれない議論を参照します。

ドーキンス(2014)はグールドの断続平衡説(punctuated equilibrium)にたいして、「進化における3つの異なる断続点を一緒くたにしてしまったために、混乱を招」いたと言う。その3つはつぎのとおり。

1:大規模突然変異(macro mutuation):1つの遺伝子が大きな変化をもたらす

2:大量絶滅(mass extinction):多くの動物が化石上の記録から突然消えることになる

3:急速漸進進化(rapid gradualism):選択が強くかかり、急速に進化が起こる。あまりに急速で化石に痕跡が残らない。

・化石記録でみると、2と3はひとつの跳躍しかなかったようにみえる(1と誤解される)

・なお、ドーキンスも1があることは認めている。ただし、「頻繁な現象ではない」としている。

・翻って、私たちがとらえたい現象についてはどうだろうか。

 

ドーキンス,R.吉成真由美訳 2014 進化とは何か―ドーキンス博士の特別講義,早川書房.(文庫版も出ている)

文明の発祥の社会生態学的要因

「文化とは何か?」という問いを踏まえて、社会生態学的アプローチと関連するトピックを本村(2017)から紹介します。

 

・文化:自然風土の制約のもとにあるもの。土地に結びついている

・文明:局所的な制約を離れて、伝播する可能性をもったもの。都市に結びついている

 

・どうして日本に文明は生じなかったのか?

・文明には何がある?

・文明の発祥に必要な条件は?

 

本村の議論は文化を自然風土・土地の制約と結びつけるものですが、ヴィゴツキーの議論を踏まえると、もうひとつの「自然」からの解放が文明につながることも見えてくるように思います。

 

本村凌二 2017 教養としての世界史の読み方,PHP研究所

 

社会心理学2(2019年度)

社会心理学2のページです(2019/9/20;適宜更新)

*受講上の注意はさいごをご覧ください。

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■授業で協力していただいた調査のフィードバック(2/3)

こちら

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■グループワーク課題について

2020/01/23追記

・1/22(最終期限)までに再提出を終えたグループの結果を公表します:こちら

・パスワードは前回の結果公表と同様です。

・ファイルは2月上旬に削除する予定です。(削除しました;2/3)

2020/01/20追記

・1/19までに再提出等を終えたグループの結果を公表します:こちら ※上記の公開に伴い削除しました。公開していた内容は上記ファイルに含まれています(1/23)。

・パスワードは前回の結果公表と同様です。

・1/19時点で、2グループが「合(保留)」、9グループが「要再提出」となっています。提出期限は1/22です。

・不明な点等があれば、1/22の定期試験の際に相談してください。

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■出席フォーム

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■過去の出席フォーム

第1回(9/25):こちら

第2回(10/2):こちら

第3回(10/9):こちら

第4回(10/16):こちら 

第5回(10/23):こちら

第6回(10/30):こちら

第7回(11/6):こちら

第8回(11/13):こちら

・南部・河端(2019)「地図メディアが自由探索時の行動に及ぼす影響」;こちら

第9回(11/20):こちら

第10回(11/20):こちら

・今回は「アンケートへの回答」→「数字の表示」→「出席フォームの回答」の手続きになります。

・回答するアンケートは、学籍番号の下1桁の数字によって異なります。

・下1桁が1、2の方:こちら B

・下1桁が3、4、5の方:こちら C

・下1桁が6、7、8の方:こちら D

・下1桁が9、0の方:こちら E

第11回(12/4):こちら

第12回(12/11):こちら

第13回(12/18):こちら 

◆授業内の実験

・学籍番号の下一桁が1、2の方:こちら

・学籍番号の下一桁が3、4の方:こちら

・学籍番号の下一桁が5、6の方:こちら

・学籍番号の下一桁が7、8、9の方:こちら 

・学籍番号の下一桁が0、指定の方:こちら

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(2019/12/18)

◆出席要件の可否の資料:こちら 削除しました

◆グループワーク課題の可否の資料:こちら  削除しました

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第14回(1/14):こちら

・グループワーク課題の結果公表:こちら  削除しました

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■グループワーク課題の提出先

こちら 通常の提出は12/18が期限です。一度提出したグループの再提出と指定された方の提出期限は1/22(水)中です。

・テーマ2と3は別途、指定の方法で写真を送ることが求められています。 

・再提出等のグループの結果報告は1/29(水)までに行う予定です(公開しました;1/23)。

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■受講上の注意

シラバスからの変更点を含めて、受講上の注意を第1回のガイダンスで説明しました。詳細は第1回資料を確認してください。

・出席の取り扱いがシラバスから変更になっています。

・「出席フォーム」のパスワードは、そのつど授業でお知らせします。出席フォームは指定の時間に入力されたものを出席とみなします。例外については第1回の資料を参照のこと。

・「授業資料」は授業支援システムにアップしています。なお、授業支援システムには、少なくとも授業のある週の月曜日から水曜日まではアップしています。

・わからないことがあれば相談してください。

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シラバス

・1:こちら 2:こちら

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