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Tsuchikura Laboratory

卒業研究の御礼(Ma, A)

2017年度土倉ゼミナール生です。 私は、「統合失調症の回復とは何か-スタッフのインタビューから-」というタイトルで、卒業論文を書かせていただきました。 統合失調症の患者さんの人間関係の回復に焦点を当て、施設にてインタビュー調査を行いました。 こ…

組織社会学(渡辺,2007)目次

第1章 組織とは何か 1:組織の定義 ・目標達成に志向するシステム ・目標に志向し、境界を維持する、活動システム ・組織の5つの要素:社会構造、参加者、目標、技術、環境 2:組織の分類 ・機能による分類 ・統制システムによる分類 ・受益者による分類 第2…

教育再生の条件(神野,2007)の1章目次

第一章 歴史の「峠」における教育危機 1 学校教育の危機と教育危機 2 教育危機と社会危機 3 教育危機と教育改革 4 危機としての歴史の「峠」 5 競争社会と協力社会 6 新自由主義の競争社会 7 所有欲求と存在欲求 8 教育による産業構造の転換 9 歴史…

まっすぐに線を引くこと

「まっすぐに線を引くこと」が求められている、とする。 ・ある人たち(A)はまっすぐに線を引けるように定規を使っている。 ・一方、ある人たち(B)は定規をもっていない(あるいは定規を活用するスキルをもっていない)。線を上手にまっすぐに引くことが…

現われか効果か

・Figure1のように、現れたそれは時間経過とともに消えてゆくようにみえます。客観的にみればたしかにそのようになります。 ・ところが、現れではなく、効果のようなものに注目すれば、時間経過ののちにFigure2のように、それは積もってゆき、いたるところに…

止まった時計の進めかた

まずは、自分の時計の針が止まっていたことに気づいた、ということ。 ・どうして気づいたのだろうか。 時計はいったい、いつから止まっていたのだろうか。 ・なぜ止まった(どうして止めてしまった)のだろうか。 止まってからこれまでどうだったのか。 ・支…

ベンヤミンの経験と体験(吉中,2010)

吉中(2010)が脚注で言及しているベンヤミンの「経験」と「体験」の区別。 「ベンヤミンは「経験」という語を、「体験(Erlebnis)」と区別しながら、独自の意味を付与して用いている。経験は、記憶(Gedächtnis)、すなわち現在の感覚的知覚と過去のそれと…

『『資本論』を読む』目次

頭の整理として。『『資本論』を読む』の目次はつぎのとおり。 【上巻】 ・序文 『資本論』からマルクスの哲学へ(ルイ・アルチュセール) pp.15-139 ・緒言(ルイ・アルチュセール) pp.143-145 ・『一八四四年の草稿』から『資本論』までの批判の概念と経…

「テレビをみる」ことと「授業を受ける」こと

・テレビをみるように、授業を受けても意味がない ・本来、知識は活動のなかに埋め込まれている ・ところが、活動から剥落し、取り扱いやすい情報にのみ焦点 → 情報を「蓄積させる」ことがねらいに ●情報を蓄える器:情報受領者---情報提供者モデル ・蓄積し…

表象概念の再検討(鈴木宏昭,2016)

表象概念の再検討(鈴木宏昭,2016) 主として4章 ・伝統的な見方:表象は、外界を正しく反映し、規則正しく配置され、永続的に存在するもの ↓ ・知覚表象:チェンジ・ブラインドネス →知覚表象は「世界を正しく写し取り、安定して心に存在する」とは言いが…

ひとは変われるのか問題の下準備(2)

変わるということに、どのようなイメージを抱いているのか。 Figure1 Figure2 Figure3

ひとは変われるのか問題の下準備

「ひとは変われるのか」という問題について、存在論のレベルと認識論のレベルをわけて考えてみます。 ・存在論のレベルでは、差異を言語化できればよい(※)。言語化する人が存在しなければならない。 ・・ただし、その差異を、行為のレベルでも差異とみなし…

成り立ちについて

おそらくFigure1のようにとらえていたと思います。そうではなく、Figure2のようになります。 適用範囲の問題はひとまず無視して、Figure2が合致するものを発見していきましょう。 Figure1 Figure2

社会調査法の課題(2017年度)

※補足:2018年1月末までこの記事がつねにトップに示されます。ご注意ください。(2017/9/19;随時更新) 社会調査法の課題への回答を送信するフォーム等を示します。 第1回の課題:提出期限は10月4日です。回答に必要な記号は講義でお知らせします。 第2回の…

統計学(2017年度)

※補足:2018年1月末までこの記事がつねに2番目に表示されます。ご注意ください。(2017/9/29;随時更新) 第2回:データ ※パスワードは授業でお知らせします 第7回: ・質問紙 ※パスワードは授業でお知らせします。質問紙の構成はつぎのとおり。 ・データ入…

資格申請説明会に必要な資料(2017年度)(学内向け)

認定心理士と社会調査士の資格申請について掲示板に示しました。リンクがあった方が便利ということですので、必要箇所を転載します。説明会の詳細は掲示板を確認してください。 〇認定心理士について ・日本心理学会のウェブサイトから4(様式3)をダウンロ…

gooleフォームの複数回答と単一回答のやり方

単一回答:選択肢を「ラジオボタン」 複数回答:選択肢を「チェックボックス」 https://goo.gl/forms/bA1UaBIx6ANts7L42

分散している知識

ダートネルは『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』(2015)をまとめている。 「僕らの知っていた世界は終わりを遂げた。決定的な問いは、さてどうするか、だ。」(p8) 講義との関連でポイントとなるのは、つぎの部分。 「先進国に暮らす人びとは…

混沌と秩序

・何を「デフォルト」で与えられて経験し、経過のなかで、何を「カスタマイズ」されて/自ら「カスタマイズ」して、獲得してきたのか。(※) ・「カスタマイズ」されたものを、デフォルトとして与えられた場合、何を喪い/何を得るのか、それは旧世代とのあ…

質問紙の構成

2017年度(前期)の観光調査・研究法で用いた質問紙の構成はつぎのとおり。 1頁:フェイスシート 2頁:観光地選好に関する質問項目(八城・小口,2003) ・28項目:選択肢を改変(1:まったく行きたくない~5:とても行きたい) 3-4頁:観光動機尺度(林,20…

文献講読スケジュール

「うしろめたさの人類学」 目次 はじめに 第一章 経済―「商品」と「贈り物」を分けるもの 第二章 感情―「なに/だれ」が感じさせているのか? 第三章 関係―「社会」をつくりだす 第四章 国家―国境で囲まれた場所と「わたし」の身体 第五章 市場―自由と独占の…

文化、遺産の継承について(宇沢,2017)

文化、遺産を継承することについて、少々長いですが、宇沢(2017)から引用します。 「ブラジルの優れた研究者ユージニオ・ダ・コスタ・エ・シルヴァの論文『生物種の多様性と知的所有権』には、次のようなことが書かれています。 アメリカの製薬会社が開発…

政策のデザイン(秋吉,2017)

秋吉(2017)にもとづき、議論に関連することを説明します。 ●政策のデザイン(秋吉,2017,pp.132-141から抜粋) ・政策の、1)目的、2)対象者、3)手段、4)権限、5)財源 ・例:生活保護政策 1)目的:生活困窮者の保護と生活の保障、生活困窮者の自立の…

未知に開かれること

事例p42 1)対象 → → 素朴な理解 = 理解不能、おかしい 2)対象 → 専門性 → 専門的な理解 = 理解可能、ありうる 以前:アクセスがむずかしい → 専門家が苦労してアクセスする/アクセスに権限が求められた ・おのずと2になり、1を排除していた 現在:アク…

1・4・9・・・の法則とトランス・ビュー

●「何人を対象にして話を聞くか」についての経験則(安田・サトウ,2012,pp6-7) インタビュー対象者数:利点 1人:個人の径路の深みをさぐることができる 4±1人(3~5人):経験の多様性を描くことができる 9±2人(7~11人):径路の類型を把握することが…

チームと仕事

どんなメタファでどの部分を語れるだろう。具体例をメタファに置き換えてみる。メタファの具体例を探してみる。メタファを詳細にしていく。 ドライブ ・アクセルを踏む(急発進する。徐々に速度を上げる) ・ブレーキを踏む(急ブレーキをかける。ゆるやかに…

行動の結果を羅列するのとは異なる記述

「こうして大勢の子どもを保育するとき、大方の保育者の目は、「縄跳びを跳んだ」「公園に散歩に行った」「完食した」「すぐに午睡に移れた」等々、子どもの行動の結果に向かい、記録を書くときにもそのような行動の結果を羅列することで保育の経過の記録と…

研究対象へのアプローチ

現実の現象は複雑。どうアプローチするか? 1:変数に還元できる部分のみ検討する。研究対象を切り詰める。 2:文脈も変数として組み込みつつ検討する。文脈を考慮しつつ切り取る。 3:変数に還元しない。複雑なものを複雑さを活かして描く。 フリック(2002…

ワールドカフェとシンポジウムのお知らせ

ゼミや講義とは関連がありませんが、イベントのお知らせをします。といいますか、私的なメモです。 ●ワールドカフェ「質的研究にたいするとまどい」を語ろう(日本質的心理学会第14回大会プレ企画) (企画:日本質的心理学会研究交流委員会) 企画の詳細は…

行為が生じるメカニズムに関する覚書

議論の流れのメモ 人はつねにその人であり、行為はつねにそのようになされるはず、と想定している → 行為を、個人(や特性)に過度に帰属しすぎている ⇔ 行為と資源の調整された関係性の観点からとらえる ・行為は、その人を取り巻く資源、資源へのアクセシ…

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