●「何人を対象にして話を聞くか」についての経験則(安田・サトウ,2012,pp6-7)
インタビュー対象者数:利点
1人:個人の径路の深みをさぐることができる
4±1人(3~5人):経験の多様性を描くことができる
9±2人(7~11人):径路の類型を把握することができる
16±3人(13~19人):何が見えてくるか
25±4人(21~29人):何が見えてくるか
●トランス・ビュー(pp.8-9)
・見方(view)の融合(trans)
・お互いの異なる見方を融合する
↓ これに向けて
1回目:見知らぬ人同士
2回目:名前を見れば、こんな名前の人に会った、と認識できる関係。前回の印象や話を前提に話ができる。
3回目:顔と名前が一致し、お互いがお互いを再認識できる関係。
文献
安田裕子・サトウタツヤ編 2012 TEMでわかる人生の径路―質的研究の新展開,誠信書房