・テレビをみるように、授業を受けても意味がない
・本来、知識は活動のなかに埋め込まれている
・ところが、活動から剥落し、取り扱いやすい情報にのみ焦点 → 情報を「蓄積させる」ことがねらいに
●情報を蓄える器:情報受領者---情報提供者モデル
・蓄積したか否かを測定する:容易であるためペーパーをもちいる。ペーパーを志向してしまうという本末転倒。二重のずれ。
→ ただし、情報を蓄積することの価値の低下。むしろアクセスして運用できることが大切 = 別のルートから、再度、活動をともなう情報への関心の高まり
●スキルの習得:初心者---インストラクター・トレーナーモデル
・スキルを習得させることがねらい(知識の活用も同様)
・問題は「いかにして」
・事前準備:ある活動に埋め込まれているスキルを分節化し、その転用可能性を比較検討する。習得させたいスキルを定める。
・・スキルをデモンストレーションする
・・・ただし、見せたとしても、初心者には勘どころはつかめない。また、すごい/すごくない、できている/できていない、の判断も十分にできない点には注意。
・・適切なトレーニングメニューを課す(で、学習者自らトレーニングに励む)
・・・ただ座っていることには意味がない。学習は、所定の場所に容器を置いておけば時間経過にともない自ずと何かで満ちるような現象ではない。
・・トレーニングのなかで軌道を修正する。トレーニングのなかでしか軌道を修正しがたい。
・習得したか否かを「測定」する:ペーパーに馴染みにくい。パフォーマンスさせる。活動にもどす。