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Tsuchikura Laboratory

真に新しいものを生むために

・真に新しいものを創造するには、既存の方法をあてはめるだけでは十分ではありません。
・結果的に新規とみなされることになる何かが生まれるときは、いつのまにか方法もつくられているものです。(ホルツマンのことばが思い浮かびますね)
・そうして結果的に生み出された方法も、再現可能性を求めて手続き化すると、そこから生まれる結果は金太郎飴状態となります。
・つまり、生み出されるものは、もはや真に新しいものではないし、作り手も創造者とは呼べません。
・とは言え、生み出すことが真に新しい何かでなくてもよく、その目的も明確なのであれば、むしろ、ねらい(仮説)とそれを達成(検証)するための方法論はクリアであり、成功/失敗(仮説を支持/不支持)の基準も見やすい。便利な道具といえるでしょう。
・目標に照らして、するべきことではなく、できることをして疲弊するのは日常です。
・なぜすべきことをしないかと言えば、それが困難だからであり、なぜできることをするのかと言えば、何もしないのが不安だからなのでしょう。
・あるいは、「最善を尽くした」というアリバイをつくるためかもしれません。
・しかし、それを続けることで事態が改善することはもちろんないし、活動システムがただただ疲弊していくだけでしょう。

・問題は、そこでどうするかです。方策を考えてみましょう。

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