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Tsuchikura Laboratory

2013年度のゼミナールIの活動

ゼミナールIでは、ゼミ生が各自の研究テーマを追究していくことにくわえて、文献講読をおこなっています。

 

今年度は、ロシアの心理学者レフ・セミョノヴィチ・ヴィゴツキー(1896-1934)に関する著作、Michael Tomaselloの「Why we cooperate」(2009,MIT Press)、横浜国立大学の有元典文先生のご研究を講読対象としています。

 

トマセロの著作について簡単に説明します。謝辞によるとこの本は、協力(cooperation)についてヒトと類人猿を対象としておこなった近年の研究を一般に向けて紹介することを意図してます。2008年冬にスタンフォード大学でおこなわれた3日間のタナー講義(Tanner Lectures)にもとづいており、講義と同様、トマセロの議論にくわえて、Carol Dweck、Joan Silk、Brian Skyrms、Elizabeth Spelkeの4名のコメンテーターによるコメントで構成されています。

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