日本におけるコミュニティデザインは、おおまかに3種類にわけられる(山崎,2012)
1)建築物などのハード整備によってコミュニティを生み出そうとするもの(1960年代~)
=ニュータウン開発、コミュニティセンターの設置
↓
・行政と専門家がデザインし、住民はそれを受け入れるだけ
2)建築物などのデザインにコミュニティの意見を反映させるもの(1980年代~)
=ワークショップ開催など住民参加型のまちづくり
↓
・目的の達成にともない終了してしまう
・ハード整備をする余裕がない
3)建築物などのハード整備を前提とせず、地域に住む人や地域で活動する人たちが緩やかにつながり、自分たちが抱える課題を乗り越えていくことを手伝うもの(2000年代~)
文献
山崎亮 2012 コミュニティデザインの時代―自分たちで「まち」をつくる,中央公論新社.