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社会調査法(2018年後期)

社会調査法(2018年後期)のページです。

*課題はすべて終了しました(2019/01/29)

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■引用の仕方の補足(例)

 以下では、説明のために、青文字赤文字太文字を使っていますが、実際にはすべてふつうの黒文字です。

 

(よくない例)

 問いを立てるとはどういうことだろうか。一般的に調査の実施前に問いは明確になっているものであると言える。しかし、質的調査においては、問いがたつのは、調査がある程度進んでからであるという。どういうことだろうか。フィールドワークをするなかで、どこに焦点を定めて居ていくのかを絞ってていき、調査も終わりに近づいた段階になってようやく、問いを本格的に考えることができるようになるという。・・・

 

・実際には、青文字赤文字が引用にあたります。しかし、「引用であること」、そしてその「引用元」がわかりません。これでは、レポートの読み手に、どこが”レポート作者の考え”で、どこが”レポート作者が自説を説明するために参照した第三者の考え”なのかがわからなくなってしまいます。 この場合、意図していなくても、剽窃になってしまいます。

 

(よい例1)

 問いを立てるとはどういうことだろうか。一般的に調査の実施前に問いは明確になっているものであると言える。しかし、丸山(2016)は、質的調査においては、問いがたつのは、調査がある程度進んでからであるという。どういうことだろうか。丸山は「フィールドワークをするなかで、どこに焦点を定めていくのかを絞っていき、調査も終わりに近づいた段階になってようやく、問いを本格的に考えることができるようになるという(p.75)。・・・

 

引用文献

丸山里美(2006).フィールドワーク,岸政彦・石岡丈昇・丸山里美.質的社会調査の方法―他者の合理性の理解社会学有斐閣

 

(よい例2)

 問いを立てるとはどういうことだろうか。一般的に調査の実施前に問いは明確になっているものであると言える。しかし、質的調査においては、問いがたつのは、調査がある程度進んでからであるという(丸山,2016)。どういうことだろうか。フィールドワークをするなかで、どこに焦点を定めていくのかを絞っていき、調査も終わりに近づいた段階になってようやく、問いを本格的に考えることができるようになるという(丸山,2016,p.75)。・・・

 

引用文献

丸山里美(2006).フィールドワーク,岸政彦・石岡丈昇・丸山里美.質的社会調査の方法―他者の合理性の理解社会学有斐閣

 

青文字赤文字が「引用であること」(さらに間接引用と直接引用であること)、また、「何の引用であるか(引用元)」を明確に示しています。これにより、レポート作者の考えと第三者の考えが区別されることになります。

・ただし、ディシプリンによって、また、ジャーナルによって、引用の示し方、引用文献の表記の仕方は異なる部分があります。困った場合には指導教員の指示に従ってください。

・レポートは第三者の考えを引用をもちいてつなぎ合わせるだけでは不十分です。あくまでレポート作者が主張したいことがあり、その主張を補強するために、第三者の考えを借りる、ということになります。この点に注意してください。

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●過去の課題

*psは授業でお伝えします

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第1回(9/28):課題はこちら 提出期限は10月1日(月)中

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第2回(10/5):課題はこちら 提出期限は10月8日(月)中。次週、新聞記事・ハサミ・色ペン・のりを持参。

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第3回(10/12):課題はこちら 提出期限は10月15日(月)中。

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第4回(10/19):課題はこちら 提出期限は10月22日(月)中。制作物は授業終了時。

*フォームの問1:問題1、問題2、問題3を回答

*フォームの問2:問題4を回答

*フォームの問3:問題5を回答 

*フォームの問4:問題6を回答

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第5回(10/26):課題はこちら 提出期限は10月29日(月)中。

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第6回(11/2):課題はこちら 提出期限は11月5日(月)中。

・レジュメ作成の課題は、第9回(11/30)の授業時にUSBでファイルを持参したうえで、必要な部数を印刷してくること。

・文献情報はつぎのとおりです。『質的社会調査の方法―他者の合理性の理解社会学』(岸政彦・石岡丈昇・丸山里美,2016),有斐閣

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第7回(11/9):課題はこちら 提出期限は11月11日(日)中。→変更:12日(月)中

・授業中に教員のOKを得たうえでアップすること。

→変更:OKを得ていない場合も提出してよい。ただし、次回の授業で修正を指示する。OKを得た場合はOKを得たことを明記する。

・補足資料はこちら

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第8回(11/16):

・前回の課題(質問項目と回答の選択肢)の追加はこちら 提出期限は11月18日(日)中。

・課題はこちらへアップロードすること。提出期限は11月26日(月)中。

■内容に関する注意事項

・各分析について、分析方針の宣言、結果(クロス集計表や群ごとの平均値等)、結果のまとめ、を含めること。

・変数Aと変数Bのクロス集計表を作成する際は、変数Aを列、変数Bを行とすること。

■作成要領

・WordでA4サイズで作成し、PDFファイルに変換して提出すること。

・表紙は不要。冒頭に学籍番号、氏名、授業名、提出日を書くこと。

・ファイル名は学籍番号氏名とする。たとえば、 2018R200浜松太郎.pdf といった具合になる。

・第9回の授業時にファイルの内容を閲覧できるようにしておくこと。印刷物可。

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第9回(11/30):課題はこちらへアップロードすること。提出期限は11月30日(金)授業中。

■作成要領

・WordでA4サイズで作成し、PDFファイルに変換して提出すること。

・表紙は不要。冒頭に学籍番号、氏名、授業名、提出日を書くこと。

・ファイル名は学籍番号氏名とする。たとえば、 2018R200浜松太郎.pdf といった具合になる。

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■授業後の課題:

・課題はこちらへアップロードすること。提出期限は12月3日(月)中。

・WordでA4サイズで作成し、PDFファイルに変換して提出すること。

・表紙は不要。冒頭に、拡大チーム名、方法論名(a/b/c)、全員の学籍番号、氏名、授業名、提出日を書くこと。

・ファイル名は拡大チーム名方法論のアルファベット疑問とする。たとえば、 アa疑問.pdf といった具合になる。

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第10回(12/7):課題はこちらへアップロードすること。提出期限は12/13(木)中。

・WordでA4サイズで作成し、PDFファイルに変換して提出すること。

・表紙は不要。冒頭に、拡大チーム名(アからエのチーム)、方法論名(a/b/c)、全員の学籍番号、氏名、授業名、提出日を書くこと。

・ファイル名は拡大チーム名方法論のアルファベット完成版とする。たとえば、 アa完成版.pdf といった具合になる。

・完成させたレジュメは、チーム(No.1から12のチーム)の人数分(最大4部)印刷して、授業(12/14)に持参すること。授業の持ち時間は1人につき50分程度。

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第11回(12/14):授業で報告

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第12回(12/21):授業で報告

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第13回(1/11):レポートの提出先はこちら。提出期限は1月14日(月)中。

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第14回(1/18→1/25):レポートの提出先はこちら提出期限は1月21日(月)中。→都合により延期します。提出期限は1月28日(月)中。詳細は授業でお知らせします。

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第15回(1/25):授業で報告

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