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Tsuchikura Laboratory

「つながりのワークショップ」参加者募集のお知らせ

土倉ゼミでは下記のとおりワークショップとサイエンスカフェを開催いたします。ぜひお気軽にご参加ください。(2016/10/27;随時更新)

 

第2回:妖怪という文化(ワークショップ)

・日時:11月16日(水)19時~20時20分

・詳細はこちら参加者の募集は終了しました

 

第3回:コスプレの心理(ワークショップ)

・日時:11月30日(水)19時~20時20分

・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました

 

第4回:仕草を読んでトランプで勝つ(ワークショップ)

・日時:12月7日(水)19時~20時20分

・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました

 

第5回:愛着を持つものたち―ペットと擬人化(サイエンスカフェ

・日時:12月17日(土)13時00分~14時20分

・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました

 

第6回:教育には何をかけるべき?(サイエンスカフェ

・日時:12月17日(土)14時50分~16時10分

・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました

 

第7回:もののみえかたを知ろう!~視覚的トリックとこころの病~(サイエンスカフェ

 ・日時:12月17日(土)16時40分~18時00分

 ・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました
 

第8回:人狼ゲーム―騙し合いの心理(ワークショップ)

・日時:12月21日(水)19時~20時20分

・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました

 

第9回:音楽と心―音楽が持つ可能性(ワークショップ)

・日時:2017年1月10日(火)19時~20時20分

・詳細やお申込みはこちら参加者の募集は終了しました

 

 

お問い合わせは下記アドレスまでお願いします。返信には1週間ほどお時間をいただきます。あらかじめご了承ください。

tsuchikulab-ws※yahoo.co.jp(送信の際は※を@に変えてください)

第6回ワークショップでサイエンスカフェをやりました!

 皆さんこんにちは。3年生の川田です。

 今回のワークショップでは5回と7回目と合わせて3年生によるサイエンスカフェを行いました。サイエンスカフェでは3年生が各々の専門性や研究テーマ等を分りやすく、楽しく紹介し、参加した方と議論を深めました。

 最初は緊張感を和らげるためにアイスブレイクのゲームをやりました。6回目のアイスブレイクは「ムシムシ教室の席替え」というゲームでした。このゲームではグループに空白の席替え用紙とムシ生徒たちのカードが渡されます。そして各参加者には「窓の人は歌うのが好き」や「蝉は歌うのが大好きだ」などの席替えに関する情報を渡され、それを見せずに話し合い、ムシたちの席順を推測するゲームです。

 テーブルによって早い遅いはありましたが最終的には皆さんが笑いながら話していて、両テーブルが正解できてとても面白かったです。正直に言いますと、両テーブルともに協調性がよく、予定よりだいぶ早くクリアしていました。流石です!

 次には私ともう一人の3年生による「教育には何をかけるべきか」についてのプレゼンテーションを行いました。

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 一人目は子供の教育にお金をかけることによる成績向上や生涯賃金の向上について、更にお金をかけるべき時期や、親の収入に依存された子供の教育などについてもお話をしてくれました。お金がない私には、特に「教育にお金をかけるべき時期」の話がありがたかったです。習い事などのような英才教育は早ければ早いほど子供の生涯賃金が伸び、中学校や高校などの遅い時期だとあまり効果が期待できないという話は参考にさせてもらいます。

 次には私の方から遊びを取り入れた教育についてお話をしました。当然完璧でした。ごっこ遊びからビデオゲーム等、それらを教育に取り入れた場合にはどれだけ効果が得られるのかについて話しました。机に向かって勉強することは大事ですが、子供達には楽しく遊ぶ方が魅力的であり、それをもっと教育現場で活かせたらなと、私は思います。

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 途中でお金をかけるときに「留学」や「学習塾」、「習い事」等様々な選択がある中で何を優先するのか、というディスカッションを行いました。やはり参加者の分だけ考えがあってとても面白かったです。

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 最後に子供の教育には「お金をかけて習い事や英才教育等をさせるべきか」それとも「遊びの中で教育を行うか」、選ぶとしたらどちらを選ぶかという質問をしました。予想外な事にほぼ会場一致で「遊び」が選ばれました。教育にもっと遊びを入れることで、子供たちにもっと学びの楽しさを伝えていきたいと思っている私としては感動して涙が出ました。冗談です、出そうになっただけです。

 まだワークショップがもう1回残っているので興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか?

 (土倉ゼミ・川田)

第7回ワークショップを行いました

12月17日に2016年度第7回ワークショップを開催しました。参加してくださった皆様、場所と飲食物を提供してくださったカフェ「イグツィオーネ」様、ありがとうございました。
今回のテーマは「もののみえかたを知ろう!~視覚的トリックとこころの病~」ということで、錯視とこころの病に関連したサイエンスカフェを行いました。

最初に、参加者同士の緊張感を緩和するため、テーブルごとにトリックアートを用いて絵に隠されている動物や人を見つけていくというゲームでした。
参加者同士で協力して行ったことで、皆様の緊張もほぐれたことと思います。

まず初めに錯視についての話題提供を行いました。有名な錯視を用いて、「見間違い」や「見誤り」と「錯視」の違いを説明しました。さらに、坂道や月など普段何気なく目にしているものや感じている出来事の例を挙げながら、錯視によってどのように見えているのか、また、錯視の起る原因は何なのかという話をしました。

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道路などに錯視を意図的に取り入れることでドライバーに錯覚を起こさせ、スピードの出し過ぎを抑制するなど、日常生活にも役立てることが可能であるということも説明しました。
写真や映像で錯視をみてもらうだけではなく、テーブルごとに参加者の皆様同士で錯視の並び替えを行う体験もしてもらいました。具体的には、矢羽の角度がさまざまなミュラーリヤー錯視の紙を用いて、直線の長さが長い順に並べてもらいました。
並び替えをしていただいた後、本当はすべての直線が同じ長さであり、並び替えることが出来ないという答えを伝えました。答えを聞き、多くの参加者の方が紙同士を重ねて比較してみるなどの反応がみられ、実際に錯視が起っていることがわかっていただけたのではないでしょうか。

次に幻覚についての説明を行いました。アルコールの大量摂取や連日の徹夜などによって、健康な人でも意図的に幻覚を見る状態になることが可能であることを示し、幻覚症状のみられる病気についての内容に入っていきました。病気の概要だけでなく実際に見られた幻覚などの例を挙げ、幻覚を見た人に対してどのように接するのが良いのかなどをテーブルごとに考えてもらいました。
難しいテーマだったにも関わらず、多くの意見を挙げていただきありがとうございました。
また、情報の順番にそって絵を描いていくという作業を行いました。たとえば、①紙の右上の隅から左下の方に向けて星が1つ落ちてきました ②渡り鳥が2、3羽飛んでいます 、などの情報を提示して、書き終わった後にお互いの絵を比較することで、同じ情報が提示されたにも関わらず、人によっていろいろな絵が描かれるということがわかりました。これにより、ものの見え方や捉え方が人によって違うということが体験できたのではないでしょうか。

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ものの見え方や考え方にとらわれず様々な視点を持つことで、新しい発見が増えれば幸いです。

参加してくださった皆様、貴重なお時間をありがとうございました。

(第7回担当学生)

 

 

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