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Tsuchikura Laboratory

観光研究の文献発表

文献発表の対象、発表日程、担当は下記のとおりです。

 

5/19→5/26

石本東生 2016 「京都の観光力を支える「歴史的町並み保存」と観光振興の考察」― 重伝建地区「産寧坂」における観光ビジネスの展開,日本国際観光学会論文,23号,19-27.

http://www.jafit.jp/thesis/pdf/16_02.pdf

(担当:A、Ya)

 

5/19

川澄厚志・金承珠 2016 温泉米沢八湯会における温泉地再生の試み,日本国際観光学会論文,23号,57-64.
http://www.jafit.jp/thesis/pdf/16_06.pdf

井上晶子・内田彩 2016 温泉地の魅力ある滞在構造の形成に関する研究,日本国際観光学会論文,23号,29-38.
http://www.jafit.jp/thesis/pdf/16_03.pdf

(担当:O、Sa)

 

5/26

角田マリ・クリスティーヌ 2005 ハリウッド映画の勃興から全盛期までの歴史とその周辺地域への影響 : 1910年代~1950年代,観光研究,17巻2号, pp.11-20.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jitr/17/2/17_KJ00009976746/_article/-char/ja/

(担当:I、Ki,Ki)

 

5/26以降→6/2

山田雄一・柿島あかね 2016 観光客数と人口規模の関係―宿泊客数を対象に,日本国際観光学会論文,23号,155-160.

http://www.jafit.jp/thesis/pdf/16_17.pdf

(担当:U、Ka)

 

あいまいなコンテクスト下での判断

「コンテクストが自明でないことが多い」という問題をうけて

 

・コンテクストが明らかになるまで、判断を保留する

・・ただし、「コンテクストが明らかになる」というのがいったいどういう事態かは必ずしも明確でない

・・責任を回避するために、判断を保留しているのとは異なるのか?

 

・早急な判断が求められており、コンテクストがあいまいなまま判断を行う場合

・・判断の誤りがわかった場合には、事後的に判断を撤回せざるを得ない。

・・第三者が、後知恵でもって、判断の誤りを非難するのはたやすい。気晴らしにはなるかもしれないが、ただのトカゲの尻尾きりで、問題の解決には結びつかない。

・・考えるべきは、事前に、そのことを予測しえたかどうかを冷静にチェックし、今後の予測にいかすこと。

・・避けられないリスクはある。ある種のトピックは確率の問題にすぎず、たまたま当たってしまったのがその人であるに過ぎない。だからこそ、全体でカバーする仕組みが必要。

 

 

レジュメの作り方(補足)

作成するレジュメは、文献講読の目的やスタイルに応じて工夫する。たとえば、下記のような点に注意して作成するとよいと思います。

そのほか、具体的な作成方法は配付資料を参照してください。

 

●文献講読の目的:

・文献から知識を得ること

    ⇔

・文献を批判的に検討すること、文献をネタにディスカッションをすること

 

●文献講読の目的:

・ストーリー/研究結果の概要を把握すること

    ⇔

・ストーリー/研究結果にくわえて、トピック/方法論の細部を理解すること。そのテーマにたいする多様なスタンスのうち、著者のスタンスを把握すること

 

●文献講読のスタイル:

・聴衆が事前に文献を読んでいることを前提としない(聴衆の手元に文献がない)

    ⇔

・聴衆が事前に文献を読んでいることを前提とする(聴衆の手元に文献がある)

 

 

 

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