第1章 組織とは何か
- 1:組織の定義
- ・目標達成に志向するシステム
- ・目標に志向し、境界を維持する、活動システム
- ・組織の5つの要素:社会構造、参加者、目標、技術、環境
- 2:組織の分類
- ・機能による分類
- ・統制システムによる分類
- ・受益者による分類
第2章 合理的システムモデル
- 1:合理的システムモデルの特徴
- 2:ウェーバーの官僚制
- ・官僚制の7つの特徴
- ・官僚制の機能
- ・官僚制の形成を促進する歴史的条件
- ・官僚制と合法的支配(権威)
- 3:科学的管理法
- 4:伝統的経営管理論
- 5:サイモンの経営行動の理論
- 6:合理的システムモデルへの批判
第3章 自然システムモデル
- 1:自然システムモデルの特徴
- 2:官僚制の逆機能
- ・マートン:過剰同調と目標の転移
- ・グルドナー:官僚制規則の機能
- ・セルズニックのモデル
- ・ミヘルス:寡頭制の鉄則
- ・クロジェのモデル
- 3:メーヨーと人間関係論
- 4:バーナードの協働システム
- 5:パーソンズによる組織構造の3つの下位システム
第4章 開放システムモデルとコンティンジェンシー理論
- 1:開放システムモデルの特徴
- 2:構造的コンティンジェンシー理論の特徴
- 3:環境と組織構造
- ・バーンズとストーカー
- ・ローレンスとローシュ
- 4:技術と組織構造
- ・ウッドワード
- ・トンプソン
- ・ガルブレイス
- 5:組織規模と組織構造
- 6:組織戦略と組織構造
第5章 非合理(認識)モデル
- 1:非合理モデルの特徴
- 2:ワイクの組織化モデル
- ・組織化
- ・組織化の3つの段階:イナクトメント、淘汰、保持
- 3:組織における「あいまいさ」
- ・組織に存在する4つのタイプのあいまいさ
- ・組織の選択の完全サイクルとその限界
- ・組織の決定の特徴
- 4:組織選択のゴミ箱理論
第6章 資源依存理論
- 1:資源依存理論の特徴
- 2:組織の適応戦略
- ・相互依存のタイプ
- ・橋渡し戦略のタイプ
- ・戦略的提携
- ・合併買収
- ・集合行為セット
- 3:環境が組織の内部過程に与える影響
- ・政治連合としての組織
- ・戦略的コンティンジェンシー理論
- ・支配的連合の変化と統制の観念
第7章 組織エコロジー理論
- 1:組織エコロジー理論の分析レベル
- 2:組織エコロジー理論の目的
- 3:組織慣性と組織の適応能力の限界
- 4:組織の個体群変化の3つの段階
- 5:組織の人口学
- ・個体群の出生率
- ・個体群の死亡率
- ・密度依存理論
- ・スペシャリストとジェネラリスト
- 6:コミュニティ・ダイナミクス
第8章 制度理論
- 1:制度理論の目的
- ・旧制度理論
- ・新制度理論
- 2:制度理論の分析レベル
- 3:同型化のメカニズム
- 4:制度理論の総合化
第9章 取引コスト理論
第10章 組織のネットワーク理論
- 1:ネットワーク・アプローチ
- 2:組織間の権力やコミュニケーション過程を説明する役員兼任ネットワーク
- 3:市場とハイアラキーのハイブリッド(混合)型―戦略的提携
- 4:統治メカニズムとしてのネットワーク型組織
- 5:ネットワーク型組織のタイポロジー
- 6:ビジネス集団を構成する6つの次元
第11章 日本の組織と21世紀の組織
- 1:日本の組織の特徴
- ・雇用関係
- ・生産システム
- ・企業統治システム
- ・組織間ネットワーク
- 2:変化する日本の組織
- 3:21世紀の組織